私には全く理解できない嫁の怒りがたまにある。



これはそのシリーズの内、嫁から最近聞いた一つである。



ある日嫁に、


「親族が亡くなった時に、ご愁傷様です、と声掛けられたらどう思う?」


と聞かれた。


「何とも」


と私は答えた。



実際、過去に職場の同僚の親族に不幸があった際に何度となく「この度はご愁傷様です」と声を掛けてきたので、何らの違和感も感じない。



他の同僚も同じ声掛けをしているシーンを何度となく見てきた。



しかし、嫁には違うようであった。



「人を馬鹿にしているとしか思えない!!」


と嫁は言った。



言わんとしてる事は10%くらいわかるが、目くじらを立てるほどの事では無いと私は思った。



「いや、別にそんな事は無いと思うよ。普通の声掛けだよ」


と私は答えると、



「あんたは人の気持ちがわからないからな、聞いて損した」



と嫁から返ってきた。



私は慌ててYahoo!知恵袋を見たが、「ご愁傷様」は普通に使う言葉であると皆書いており、私の認識は何ら誤っていないようだ。



嫁は続ける。



「普通に考えて、お悔やみ申し上げます、だろ!!」


ヤバいっ!私の相槌がまずかったか!?




「前に私の親族が亡くなった時に会社の同僚に『ご愁傷様です』と言われて、そいつと絶交したことがある。今も口聞かない」


と嫁が言い切った。。



私はゾッとした



私に置き換えて考えてみると、私が嫁の気に入らない単語、言い回しで嫁に返答をすると絶交、我が家で言い換えると、私及び私の親族への罵倒による長時間に及ぶモラハラが始まることを意味する




その嫁の同僚には会ったことも名前も知らないが、私は激しく同情をする。



嫁のネガティブ思考から派生する他人の非難、相手としてみればたまったものではない。



私はこれを2年間耐え続けてきている。



これから先、どのくらい私は耐えればいいのだろう??



合掌