離婚へ向けた水面下の手続きが整い、さあこれから嫁に弁護士から伝えるぞ、というタイミングでまさかの嫁が日本に一時帰国してから数週間、嫁がこの地に舞い戻ってきた。
嫁が帰ってくる日もわからず、私は怯えた日々を過ごしていたが、その日は突然やってきた。
嫁がいない間に私はパスポート、カード類の貴重品及び数日間外で過ごせる衣類を会社に移動させて、いつでも手ぶらで引っ越せる準備を整えた。
嫁は日本からの帰国後、いつも通り数日間は大人しかった。
私はもう既に好きとか嫌いとか嫁に対する感情を全て失っており、ただ単に一緒に同じ空間にいるだけという感じで彼女と時間を共にしている。
そんな空気を察したのか、まあ確実に察するだろうが、数日後嫁が私に文句を言ってきた。
「何で色々と話をしないんだ!?お前がその態度だから私がイラつくんだよ!てか、いつ子供作るんだよ!?」
此の期に及んで子供の話は申し訳ないがマジで勘弁である。
嫁が日本に一時帰国している間、私は色々と考えを巡らす時間があり、これから離婚へ向けて話し合いを始めていく過程で私の思いを包み隠すのはやめようと決意していた。
私は正直に嫁に話しをした。
「君が怒り狂う根本の理由はこちらサイドにあることはわかっているけど、これまで数年間君にやられてきた事を思い返すともう君とはやっていけない。
もし一緒にいたとしても、これからも何か問題があるたびに執拗に何ヶ月も何年も責められ続けるのはお互いの精神衛生上良くないと思うから、もう僕は君とはいれない。」
今回嫁が帰ってきて以降、私はこの姿勢を崩しておらず、無意味に嫁に謝ることはやめた。
お互いにとって時間の無駄だから。
しかし嫁はいつものように言う。
「わかった、別れてやる。その代わり1億円払えよ!!私が死ぬまで金の面倒見ろよ!!」
話が全く進まない、これも時間の無駄である。
だから私は弁護士に依頼したのである。
こんな不毛なやり取りが繰り返される中、先週末、嫁が本格的に過去最大規模にキレた
嫁「お前家から出てけっっ!!」
私「わかった、出てく。」
嫁「ハッ??お前が出てったらお前の荷物全部捨ててやるし、家の中の物を全て破壊してやる!!」
私「勝手にすれば。」(貴重品、生活用品一式は全て会社にあるのであまり焦らず)
すると嫁は目を見開いて歯茎を剥き出しにして切れ、リビングを見渡した。
私はその瞬間、「やばい、テレビ割るぞっ!」と思った!!
しかし、である!
私の予想に反して、嫁は目の前にあったリビングテーブルの上のガラス面をプロレスラーが対戦相手を持ち上げるが如く両手で天高らかに持ち上げ、私の座るソファ方面めがけて思い切り投てきしてきた!!!
ウォーーー、危ないッッッ!!!
私は間一髪脚をソファに引き寄せ、ガラスの直撃を避けた。。
ガッシャーン!!!!
見るも無残にガラスは砕け散り、部屋はガラス破片まみれになった。。。
マジで危なかった
かくして、我が家のリビングからは机が撤去され、荒野のような広々とした無味乾燥なリビングに様変わりを遂げた。
嫁はその後日々自分を正当化するように言う。
「リビングテーブル無い方が部屋が広く使えていいよね。あなたも前にストレッチする時に机が邪魔と言ってたよね??」
いつも思うが、彼女の自分の正当化プロセスは天才的な感覚であると思う。
イチローより何を言っているのかよくわからない。
おそらく次はテレビがやられるのであろう。
残念ながら離婚手続きを依頼している弁護士は現在出張中であと数週間不在にしており、手続き再開はその後となる。
こんなことで私はもう屈しない。
嫁と離別する日をイメージして、ポジティブに私は今日も生きていく。
合唱
コメント
コメント一覧 (7)
危なかったですねΣ(´□`;)
打ち所によってはかなり危なかったですよ
警察は呼びましたか?
弁護士の出張を待たずに
家を出るべきタイミングだったように思いますが
まさか、テーブルの破片の片付けなんて
してないですよね?
警察呼んで家出るチャンスだったのに、、、。
いつ出るの?今でしょう❗(古いか💦)
これでまたご飯作ったり、二人で外食や旅行とか?
猫さんの中途半端な優しさは罪ですよ。
頑張って下さい>^_^<
がんばってくださいね。
嫁は何も悪い事をしたという気が無く、開き直ってます。というか、嫁は悪い事をした、という感覚を生まれもって備えていないのでしょうね。
今さら警察を呼んでもどうこうなるものでは無いので今回は呼びませんでした。
あとは弁護士頼みです。
当然破片とテーブルの片付けなどしてません。翌日から出張だったので放置しておきましたが、帰って来たら片付けられていました。
ただただ嫁が恐ろしいです。
嫁が一時帰国している間、ブログを放置していたら色々意見が書かれておりましたが、これだけは言いたいです。
嫁は普通の人なら持つ、人をいたわり感謝する感覚が無い。
それに尽きます。
私が愛想尽かして何もしないと、嫁は天地がひっくり返るような喚き声、奇声を発し、私が動くまで吠え続けるので(冗談じゃなく半端ないボリュームの奇声です)、刑務所の労働者のように無気力でご飯を作ってます。
ただ、彼女とは一緒に食べたく無いので私は食べてません。