長かった












この日が来るのを何夜待ったことか。。。











日本の区役所に戸籍謄本取り寄せの郵便をこの異国の地から送って13日がたった今日、遂に戸籍謄本が日本の区役所から私の手元に国際郵便で届いた。













日本の離婚届用紙に必要事項を記入して、ここ異国の地での離婚裁判判決書及び戸籍謄本をして大使館に提出、その後大使館経由で日本の区役所に離婚届が提出され、区役所で受理されてようやく日本でも離婚が成立する。













異国の地であろうが裁判による離婚なので、離婚届に嫁の署名捺印は不要なのである。












一般人が一生涯で知ることの無い知識を私は知った。ましてや、海外の離婚裁判判決が日本の離婚届にも使えるという裏技など健全な一般人は更に知ることは無いだろう。












兎にも角にも、この最後の砦の戸籍謄本を取り寄せている間の13日間が私には90日くらいに感じた。











その間にも嫁からは、あれやらこれやら不毛な手続きの問い合わせがメールや電話で来ており、基本的には無視しているのだが、たまに「返信なければあなたの会社に連絡します」と言い、私が嫁に返信しないと彼女は本当に私の勤務先の日本本社に連絡をしてきている。











一度でなく何度も











会社からも「奥さんから1時間近く長電話があった。奥さんから会社への連絡は勘弁して欲しい」旨の連絡を何度も受けており、会社も私も困惑している












一体1時間も私の会社の人事部と何を話すのだろうか???むしろ気になる。













私ですら人事部とは長くても5分くらいしか話したことが無いのに。。












こんな感じで最近の(形式上の)嫁は、事あるごとに「返信が無ければ明日会社に連絡します」と揺すってきて、致し方なく要件だけ返答をしている。












返答しても全く関係の無い話題に飛び火して、何かといちゃもんをつけてくるのでとても対応が面倒であるが












「イチャモン」、嫁の顔写真を提供するので是非ポケットモンスターのキャラとしてラインナップして欲しいものだ。













なにわともあれ、キラリと輝く戸籍謄本をゲットしたので、今日中に急いで資料の体裁を全て整えて大使館に離婚届を提出しに行こうと我思う。












早くこの不毛な「離婚ごっこ」を終えて真の自由を得たい今日この頃である。













合掌