先週末も嫁は吠えに吠えた🐺
日曜日、嫁は朝から夕方まで習い事に行くというので私は朝、ご機嫌を装い嫁を送り出してか知人女性とランチに出かけた。
嫁のように口を開けば人の悪口や妬み話も無い、ブランドモノの無意味な話も無い、高貴な習い事の話も無い。
ただ単に日常の会話や小さなネタ話を繰り広げるだけだごとても心が癒される、いや、これが本来の人間のコミュニケーションであろう。
とてもくつろいだ時間であり、日々の嫁からのモラハラが無かったかのように感じる数時間であった。
ハァ
普通の女性はこれなんだよな、と忘れかけていた感覚を取り戻し私は病んだ刑務官(嫁)の待つ牢獄(自宅)へと戻った。
嫁はまだ帰宅していなかった。
ヨッシャー!!!!
先日嫁に投てきされお釈迦になったリビングテーブル亡き今、広々としたリビングの端に置かれたソファに横になり至福の昼寝を開始した
しかし世の中そうは上手く回らない。
昼寝開始から約10分後、玄関扉が突然開き、刑務官(嫁)が帰って来た
刑務官は私を見るやいなや言い放った。
「昼寝するなら目障りだから家から出てって!!!ソファで寝るなって言ってるだろ!!
ソファは寝るためにあるんじゃねーよ!
私の実家ではソファで寝てたら怒鳴られて怒られた!!!
てか、昼寝なんて普通しねえだろ!だからいつも風邪引くんだよ!!」
。。。
嫁の頭の中はいつも
嫁の実家のルール=世界中で支持される唯一無二の画一的ルール
であり、例外は一切許されない。
お家騒動に巻き込まれたO塚家具を救おうとO塚で一番寝やすそうなソファを買ったが、嫁が一時帰国した時しか昼寝に使えない。何なら嫁が一時帰国中は毎晩ソファで寝ていた。
話を本題に戻すと、嫁はこの異国の地で働く予定であるが(離婚したらどうなるか私はもう知らないが)、昨年、異国の地での嫁の労働許可証取得に時間がかかり、昨年9月頃まで10ヶ月間ほど私は嫁に怒鳴られまくった。
嫁はその当時、
「貴様のせいで数ヶ月働き始めるのが遅れただろーーー!!!謝れ!!その分金よこせ!」
と毎日のように私を怒鳴りつけていた。
そして労働許可証は昨年の秋口に無事発行された。
が、である。
嫁は就活すらまともにせず、私に対して
「何で貴様は何も仕事を紹介しないんだ!!??」
と秋口以降怒鳴っていた。
私は嫁のお父さん、お母さんでは無い。人材エージェントでも無い。ただの異国の地の異邦人である。
嫁の箸の上げ下げまで私が助けなければ彼女は満足しないようであった。。
要は嫁はただ単に私を怒鳴り散らして、私は特別なんだぞ!と誇示したいだけなのだと思っている。
そうやって彼女は自らのアイデンティティを保つしかないのだ。
彼女の周りにいる数少ない友人は、そんな嫁のキチガイ染みた稚拙な言動など知らないであろう。
そして今年に入りようやく就職活動を始めたが、「あいつマジ使えねえ」とエージェントの文句ばかりを私に吐き捨て、せっかくありついた面接もドタキャンと何でもし放題のやり散らかしようである。
そして未だ仕事は決まっていない。
ぶっちゃけである。
私が勤める会社も日本人採用をちょいちょいするが、コミュ障等よほどのことが無い限り面接まで来れば結構な確率で採用される。
なぜだ、刑務官(嫁)よ!!!
そして刑務官の怒りは私に来る。
「何で貴様、私の就活の手伝いを何もしねえんだ!!?仕事紹介しろよ!!エージェントの登録すらしてくれなかっただろ!?」
もう笑いすらこみ上げてくる、刑務官に笑いを見られると懲罰が待っているので笑えないが。。
そして日曜日の夜9時に刑務官が狂ったように暴れ、私は本当に家を追い出され、私はオフィスでまったりと過ごした
夜に家を追い出されオフィスへ、もうこの国に来て何回目の展開だろう。慣れたものだ。
夜遅くにオフィスにてYouTubeで懐メロを聞きながらネットサーフィンもしくは読書、というこのハードボイルドな生活から早く抜け出すべく、離婚へ向けて今日も私はこの異国の地で生き延びる。
合掌