週末、嫁と致し方なく旅に行った。
そこはリゾート地であり、本来ならば是非とも行ってみたいと思っていた所であった。
しかし残念ながら同行しているのはモラハラ嫁である。。
今回は軽度のモラハラ旅行で済んだ。
出発朝はいつものように嫁は出発時刻に風呂に入り始め、空港までのタクシーの中で嫁は
「なんでいつも時間通りに出れないんだ!」
とほざいていた。
飛行機に乗ると離陸直前まで私の耳元で
「お前と話してると話が途切れる!何で私の問いに答えないんだ!だから私は更にイライラすんだよ」
と怒りをあらわにしていた。
嫁には何と答えようが厳しいコメントが返ってきて、更に何時間と続くから、私は返答することが苦痛になり、当たり障りのないコメントで話を終わらせるようになっている事を嫁は知らない。
いや、気付かない。これまで何度も示唆してきたのだが。。
彼女の中では私が話さない事がむしろ私をモラハラ夫扱いにしている。
旅先ではレンタカーを借りたが、レンタカー店の異国人店員がもたつき、入店から車を借りるまで40分ほどを費やした。
異国のオペレーションなんて知れてるので、私は仕方ないな、と諦めていたが、嫁は車に乗り込むにあたり、
「何でこんなにおせぇーんだよ!」
といつも通りの険悪な雰囲気を作るが、私の必死の謝罪で事無きを得た。と、私は勝手に思っている。
観光地の駐車場では慣れない左ハンドル且つ鬼狭い駐車場での駐車に手こずり私の腕が知らず知らずのうちに助手席に陣取る嫁の腕に当たったらしく、
「何で謝らないんだ??」
と詰問をしてきた。
マヂで終わっている
嫁は私の高校の怖い先輩ではない。一応嫁である。
腕が触れたくらいでいちいち謝っていたらキリがないものである。
しかし幸い、今回はこの程度のイビりで済んだ。
ホテルではさすがリゾート地とあり、我が祖国、日本からも多くのハネムーン客がいた。
彼ら彼女達を見ては、羨ましい、初々しいと思い、今夜は何をするんだろう
、と妄想にふけった。
しかし、同時に微妙に心配もよぎった。
数ヶ月後、いや数週間後から新妻のモラハラに悩まされないか要らぬ心配も頭をよぎったのである。
ジジイみたいな言い方をすると、最近の若者の男性である新郎達は何となく弱々しく見えたからである。
他方、新婦の面々を見ると何となく強そうな気配がする。。
私の理論からすると、結婚した段階で配偶者からモラハラ被害に合うかどうかは決まっている。
>>夫婦間のパワーバランス理論モラハラ嫁にぶち当たる確率は3%くらいだろうが、彼らがそうならない事を強く願った。
そして最終日、とある寄った店の店員にまさかのクレジットカードをすり替えられるという被害にあった。
盗まれたカードは現地のスーパーで現地通貨で約5万円分も使われた。。
カード会社からの連絡があり気付いた。
私の財布を見ると見知らぬ中国人の全く同じブランド、デザインのクレジットカードが入っていた。
おそらくこれも盗まれ不正使用され、役割を終えたカードであろう。
カード会社がその5万円は補償してくれるので事無きを得たが、驚いた。
ここで私はふと思った。
クレジットカードで無く、嫁を他の嫁と交換してくれれば良かったと。。
合掌